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[お知らせ] 20回記念特別イベント『ソウルピンクドット』:2019年、ソウルでもピンクドットが開かれます。

2019年、ソウルでもピンクドットが開かれます

 

 

ピンクドットは2009年からシンガポールで行われているイベントです。シンガポールの性的少数者人権運動は韓国とほぼ同時期の1990年代から始まりました。しかし、シンガポールは男性間のすべての性的な身体接触を不法化する「刑法377A条」があり、国民の自由な集会やデモが難しい国家でもあります。こんな状況で性的少数者人権運動は「刑法377A条」廃止運動を行いながら性的少数者に対する偏見と嫌悪を減らすため努力してきました。そんな中、シンガポールのホンリム公園内で集会が許可制から登録制に変わり、2009年、性的少数者人権議題を社会に可視化するイベントを企画することになりました。シンガポールの国民の中では慣用的で偏見のない人々があるっていう事を、性的指向と性別アイデンティティなど、多様性を尊重してお互い和合しあい、連帯して共に生きていけるということを表す場を作ろうとしたのです。それが『ピンクドット』、すなわち、ピンク色の大きいドットをみんなで一緒に作り上げるイベントです。

 

ピンクドットの日には平等と愛、共存と自由を信じる人々がピンク色の服を着てホンリム公園に集まります。まるで遠足に出たように、友達、家族、仲間と一緒に公園の中でレジャーシートを敷いておいしいものを食べたり、飲んだりしながらお話を楽しみます。いろんなプログラムが行われるブースプログラムではいろんな人と出会い、情報や話を交わしたりします。いろんな発言が続き、議論を交わしたり、他人の意見を聞き入ったりもします。このように遠足を楽しんでいたら遂に夜になり、夕闇が迫ると、みんながフラッシュライトを用意します。「3、2、1、0!」信号に合わせて一緒に光を発します。それぞれのピンク色が一塊になって大きなピンクの光の群れとなります。

 

2009年度第1回の時、約2千5百人が参加したピンクドットは2011年に1万人、2014年には2万6千人と規模が大きくなり、今も毎年成長しています。2014年度ピンクドットの夜間飛行撮影場面はタイム誌が選定した「今年最も力を与えた写真」の一つに選定されたりもしました。行進をするプライドパレードとはまた異なる方法で社会に強力なメッセージを投げるピンクドットは現在、香港、台湾、日本沖縄でも行われています。

 

ソウル・クィア・カルチャ・フェスティバルは20回を迎う特別なイベントとしてこのピンクドットをソウル広場で行うことになりました。多くの性的少数者たちとアライが一緒にソウル広場をピンク色に埋め尽くす光景を想像してみてください。ソウル・クィア・カルチャ・フェスティバルを待つときめきが二倍になりませんか?

 

「ソウルピンクドット」は「ソウル・クィア・カルチャ・フェスティバル」が開催される6月1日の前日、5月31日午後5時から10時までソウル広場にて行われます。この日、「ピンクドット」には誰でも参加できます。芝の広場で5月の夜を楽しんでください。そしてソウル・クィア・パレードと被らないブースのプログラムと舞台のプログラム、そしてハイライトである「ピンクドット・光灯し」が行われる予定です。イベントに関するより詳しいお知らせはこれからお伝えしていきます。ソウルピンクドットで会いましょう!

 

 

写真_ピンクドットシンガポール2018.jpg

2018第10回ピンクドットシンガポールの写真 │ 出典:ピンクドットシンガポール(pinkdot.sg)


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